タロットカード意味(大アルカナ)10運命の輪
タロットカード10番のカードです。
運命の輪のカードは、私たちの人生の荒波を示すかのような、とめどなく巡る運気の流れを表しています。それは自力で贖おうとするべきものではありません。
このカードの意味は、全てにおいて一時的な変化が起きることを指しますから、正位置でも逆位置でも、良し悪しを判断するものではなく、物事が動き出すと解釈しましょう。
キーワード
蛇とジャッカルとスフィンクス・・
輪の左、下方(死)へ向かうヘビ(セト神)
輪の下から右にかけては、上方(生)へ向かうジャッカル(アヌビス神)
輪の上には、「復活」を意味するスフィンクスの姿をした(ホルス神)
生と死、復活の神々が描かれていることから、この輪は輪廻転生を表すと言われています。
テトラモルフ(4つの生き物)・・テトラモルフは「4つの元素」を象徴し、小アルカナとも関係しています。
右下の獅子は「火・ワンド(しし座)」、右上の鷹は「水・カップ(さそり座)」、左上の人は「風・ソード(みずがめ座)」を、左上の牡牛は「土・ペンタクル(おうし座)」を表します。
正位置 | 逆位置 | |
キーワード | 幸運、人生の分岐点、好転・転換、変化、運命、出会い | アクシデント、急激な悪化、後退・沈滞、すれ違い、チャンスを逃す |
解釈 | 好転、転機、幸運などを意味しています。いい方向への変化が訪れている可能性があると解釈しても良いでしょう。 | 暗転、失敗、不幸など、よくない方向への変化を表しています。正位置の悪い側面として、急な変化についていけずに流されてしまうなど。 |